設計・建築 末永建築プランナー
contents
出会いと三つの想い
出会い
色々な出会いによって設計の仕事がはじまります。
お客さまの想いは、ことばや集められた写真、雑誌の切り抜き、ご自身で描かれた図面やハウスメーカーのカタログなどのカタチになり、私たちに届きます。お客さまのイメージをまとめ上げての第一回目の提案は、いつも緊張します。計画案については、お客様も私たちも納得いくまで手間と時間をかけます。平面図がある程度固まるまでは、外観は手書きのスケッチのみを出しています。それは、検討され尽くされたプランよりにじみ出てくるものを形にできるからです。
耐震性や光や風通し、周囲との関係や方位などが十分配慮されたプランが重要であることは言うまでもありません。将来の変化に対応できることも大切です。建築費と将来の保守費の検討と説明も十分に行います。平面図によって家族がしっかりと話し合い、自分たちの住み方・生き方の方向性を再確認し、必要なものと欲しいものの順位を定めます。
住宅設計三つの想い
くつろぎ
『台所と寝室。この二つがあれば、もう文化生活はできるでしょう。居間がなくても、客間がなくても、第一の食物と睡眠が整えば、まず生活できます。台所と寝室があれば家ですが、家とホームは違います。居間があってはじめてホームの資格ができます。我々の美的思想は、主として居間に現れると思います。』
独立前に勤務していたW.Mヴォーリス建築事務所の創設者ヴォーリス先生の自書『吾家の設計』の中でこのように書かれています。
私は暖炉のある住まいをおすすめしています。暖かく燃える火は優しく、くつろぎを与えるくれる空間になります。

よろこび
はじめに台所を設計します。家族の命の元になる食事を作るところだからです。お客様と一緒にキッチンメーカーショールームを見ることが楽しみです。開放的なキッチンか独立型にするか、お客様のこだわりをよく聞いてすすめます。ホスピス病院や高齢者グループホーム設計を経験して、今やグループホームは家庭の延長であることを実感しました。私どもは家族と一緒に食事ができる、喜びの空間を想っています。
親切な家造りが求められる時代になりました。本当の親切な家とは、お客様を快く迎えられることだと思うのです。

希望
平成17年3月20日の福岡西方沖地震は、私たちに大きな教訓を与えました。思いがけない大きな自然災害が起こる度に、地球環境、そして自分たちの住み方について考えます。
建築はこの空間を切り次いでいくことですので、自然に対する恐れの気持ちをもって取り組まなければならないと思うのです。町並みの形成も大切ですし、個々の家もかけがえのないものとして、より安全な住宅造りが求められています。
平成12年より欧米並みに住宅建築において新法ができました。質的な向上と欠陥住宅をなくし、安心して家作りができるように、全国統一の基準で住宅の性能を表示するもので、建築基準法とは違った任意の制度です。耐震性の等級、火災時の対策、劣化対策、維持管理対策、高齢者への配慮などについて性能を表示する仕組みです。
私どもには、その性能評価できる有資格者もいます。
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